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【2023年最新】長く使えるAndroid機種を選ぶポイントは?おすすめスマホ5選も紹介

Androidスマホの価格は年々高額化が進み、ハイエンド機種では10万円を超えるのが当たり前になっています。

一度購入したらできるだけ長く使いたい」とお考えの方も多いかもしれません。

そこでこの記事では、長く使えるAndroid機種を選ぶための4つのポイントを解説します。

また、長く使えるおすすめのAndroidスマホ5選も紹介していますので、購入の際に参考にしてください。

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長く使えるAndroid機種を見極める4つのポイント

長く使えるAndroid機種を見極める4つのポイント

長く使えるAndroidスマホを選ぶには、以下4つのポイントに注目しましょう。

ソフトウェアのアップデート保証期間が長い
バッテリーの持ちが良い
ハイスペックで高性能のプロセッサ(CPU)やRAMを搭載している
ハードウェアの耐久性が高く物理的に故障に強い

ソフトウェアのアップデート保証期間が長い

Androidスマホでは、新機能の追加やセキュリティ性の向上のため定期的にソフトウェアのアップデートが行なわれます。

とはいえ、すべての機種が最新のアップデートに対応できるわけではありません。

アップデートができない場合は以下のような問題が起きるため、本体が故障していなくても買い替えが必要になります。

アップデートができないとどうなる?
・最新版のアプリが使えなくなる
・セキュリティ性が低くなる
できるだけ長く使うには、Android OSのアップデートや「セキュリティアップデート」の保証期間が長い機種を選びましょう。

OSアップデートとセキュリティアップデートについて

Androidスマホのアップデートには、OSアップデート(システム/バージョンアップデート)とセキュリティアップデートの2種類があります。

OSアップデート」とは、新機能の追加やシステムの不具合を修正するために実施されるものです。

年に1度の「メジャーアップデート」の際には、システムに大きな変更が加えられ、Android 13→Android 14のように、OS名が更新されます。

セキュリティアップデート」は、セキュリティ上の脆弱性(弱点)を修正するために行われます。

セキュリティアップデートをしないままスマホを使っていると、ウイルス感染や個人情報流出などの危険が大きくなるため注意が必要です。

ソフトウェアのアップデート保証期間表

アップデート保証期間は、メーカーや機種によって異なります。

保証期間の長いメーカーと機種をまとめてみました。

メーカー 機種 OSアップデート保証期間 セキュリティアップデート保証期間
Google Pixel 8
Pixel 8 Pro
最低7年 最低7年
Pixel Fold
Pixel 7a
Pixel 7
Pixel 6 Pro
など
最低3年 最低5年
Samsung Galaxy Sシリーズ
Galaxy Zシリーズ
Galaxy Aシリーズ
など
4世代 5年
SHARP AQUOS R8 Pro
AQUOS R8
AQUOS sense 8
最大3回 最大5年

アップデート保証期間がとくに長いのは、Google PixelシリーズとSamsung Galaxyです。

Pixel 8とPixel 8 Proは最低7年間のアップデートに対応します。

また、SHARPのAQUOS R8AQUOS sense 8は最大3回のOSバージョンアップ、5年間のセキュリティ―アップデートに対応しています。

バッテリーの持ちが良い

スマホを買い替える大きな理由の1つになるのが、バッテリーの劣化です。

一般的に、スマホのバッテリー寿命は2~3年ほどと言われています。

そのため「スマホはまだまだ使えそうなのに、バッテリー持ちが悪くなったので買い替えた」という方も多いかもしれません。

できるだけ長くスマホを使うために、バッテリー持ちの良い機種を購入しておくのがおすすめです。

バッテリー容量を表すmAhをチェック

バッテリー持ちの良い機種を選ぶために「バッテリー容量」に注目しましょう。

バッテリー容量はmAhの単位で表記されます。

一般的に、4,500mAh以上の容量があれば、バッテリー容量の大きいスマホと言えるでしょう。

また、メーカー独自の省エネ機能や、電池の劣化を抑える充電技術にも注目です。

たとえば、SHARPのAQUOSシリーズは省電力のIGZO液晶や「アイドリングストップ機能」により電池消費を抑えています。

バッテリー持ちはスマホの使い方や充電の使い方などによっても大きく変わってきます。バッテリー容量は目安の一つと考えておきましょう。

主要機種のバッテリー容量比較表

おもなAndroid機種のバッテリー容量を比較してみました。

Android機種 バッテリー容量(mAh)
Google Pixel 8 4,575
Samsung Galaxy S23 3,900
SHARP AQUOS sense8 5,000
OPPO Reno10 Pro 5G 4,600
Kyocera TORQUE G6 4,270(電池パック交換可能)
Sony Xperia 10V 5,000

シャープの「AQUOS sense8」やソニーの「Xperia 10 V」は、大容量5,000mAhバッテリーを搭載しています。

どちらも6~7万程度で購入できるミドルスペックモデルのため、お手頃価格で大容量バッテリースマホを購入したい方におすすめです。

京セラの「TORQUE G6」のバッテリー容量は4,270mAhと標準的ですが、電池パックの交換が可能です。

ハイスペックで高性能のプロセッサ(CPU)やRAMを搭載している

OSのアップデートによる新機能や、最新のアプリに長期間対応するには、高い処理能力が必要です。

予算の範囲内で、できるだけハイスペックなスマホを選んでおくとよいでしょう。

スマホの性能は、搭載しているプロセッサ(CPU)とメモリ(RAM)に大きく左右されます

また、多くのデータを保存しておきたい場合は、ROM容量にも注目して選びましょう。

プロセッサ(CPU)の見方

プロセッサ(CPU)とは、スマホの頭脳にあたる装置です。

「SoC」と呼ばれることもありますが、どちらも同じものと考えて問題ありません。

多くのAndroidスマホは、Qualcomm社のSnapdragon(スナップドラゴン)、またはMediaTek社製のCPUを搭載しています。

Google PixelのCPUはGoogle自社開発のGoogle Tensorです。

スマホのスペック表の「CPU(SoC)」の欄を見れば、搭載しているCPUを知ることができます。

SnapdragonとMediaTek社製のCPUの性能を知るには、品番の数字を確認してください。

基本的に、1桁目の数字が大きいほど性能が高くなります。数字が同じ場合は、世代(Genなどの表記)が新しい方が高性能です。

例えば、Snapdragon 695 5Gよりも、Snapdragon 8 Gen 1の方が高性能です。

Google Tensorの場合は、世代(G2などの表記)が新しいほど高性能です。

AnTuTu Benchmarkも参考にしよう
他社製のCPUを搭載しているスマホ同士で性能を比較したい場合は、AnTuTu Benchmarkのスコアを参考にしましょう。AnTuTu Benchmark(アントゥトゥ・ベンチマーク)とは、スマホの総合的な性能を数値化したもので、数字が大きいほど高性能です。「スマホのモデル名 AnTuTu Benchmark」などで検索すれば、モデルごとのスコアが分かります。

メモリ(RAM)の見方

メモリ(RAM)は、「作業机」のような働きをする部分です。

作業机が広いほどたくさんの作業を同時にできるのと同じように、メモリが大きいほどたくさんの処理を並行しておこなうことができます。

メモリ容量は4GB~8GB程度が一般的ですが、できるだけ長く使うには最低6GB以上のメモリを搭載したスマホを選ぶのがおすすめです。

ROMの見方

ROMはデータの保存容量のことで「GB」の単位で表示されます。

ROMはスマホの処理能力と直接関係はありませんが、たくさんのデータを保存しておきたい場合は、ROM容量が大きいものを選びましょう。

写真や動画などをたくさん撮影する場合や、ゲームアプリをたくさんダウンロードしたい場合は、ROM容量256GB以上のスマホを選んでおいた方が安心です。

Androidスマホでは、ROM容量が足りなくなった場合SDカードでストレージ容量(保存容量)を増やすこともできます。

ハードウェアの耐久性が高く物理的に故障に強い

ハードウェア(本体)の耐久性が高いスマホを選んでおけば、故障や破損、画面割れなどによる買い替えのリスクを軽減できます。

耐久性の1つの指標となるのが、「防水等級」と「防塵等級」です。

防水等級の見方

防水等級とは、スマホの防滴・防水性能を表す規格です。

IPX0(保護なし)からIPX8(水面下での使用が可能)まで9段階の等級がありますが、単純に数字が大きいほど性能が高いというわけではありません。

1~4までは水滴に対する防水性能、5,6は噴流水に対する防水性能、7,8は水没に対する防水性能を表しています。

水没と噴流水どちらに対しても防水性能がある場合は、「IPX5/IPX8」のように併記されることもあります。

防塵等級の見方

防塵等級とは、細かい砂や塵などの侵入を防ぐ性能を表す規格です。

IP0X(保護なし)からIP6X(完全な防塵構造)まで7段階の等級があり、数字が大きいほど防塵性能が高いことを表します。

防水・防塵を同時に表す場合

防水・防塵を同時に表記する場合は、「IP68」のようにIPの次に数字が2つ並びます。

1桁目が防塵等級、2桁目が防水等級です。

長く使えるAndroidスマホ5選

長く使えるAndroidスマホ5選

具体的にどのスマホを買ったらいいか知りたい方のために、長く使えるおすすめのAndroidスマホ5選を紹介します。

Google Pixel 8

画面サイズ 6.2インチ
CPU(SoC) Google Tensor G3
RAM(メモリ) 8GB
ROM(ストレージ容量) 128/256GB
カメラ 背面:広角5,000万画素、超広角1200万画素

前面:広角1,050万画素

バッテリー容量 4,575mAh
防水・防塵等級 IP68
OSアップデート保証期間 最低7年
セキュリティアップデート保証期間 最低7年

Google Pixel 8はGoogleの開発した「Google Tensor」チップとGoogle AIを搭載したPixelシリーズの最新モデル。

似ている写真を組み合わせてベストな1枚が作れる「ベストテイク機能」や音声消しゴムマジック、より精度の高くなった音声文字起こしなど、最新のAI機能を搭載しています。

最大のメリットは、OSアップデート、セキュリティアップデートの「7年間保証」です。

Androidスマホの中で最長のアップデートが保証されているため、長期間安心して使い続けることができます。

Samsung Galaxy S23

画面サイズ 約6.1インチ
CPU(SoC) Snapdragon 8 Gen 2
RAM(メモリ) 8GB
ROM(ストレージ容量) 256GB
カメラ 背面:広角5,000万画素、超広角1,200万画素、望遠1,000万画素

前面:1,200万画素

バッテリー容量 3,900mAh
防水・防塵等級 防水:IPX5/IPX8

防塵:IP6X

OSアップデート保証期間 4世代のアップデートに対応
セキュリティアップデート保証期間 5年

Samsung Galaxy S23は、高性能CPU「Snapdragon 8 Gen 2」に8GBメモリを搭載したハイエンドスマホ。

スマホの総合的な性能を表すAntutuベンチマークスコアが「140万以上」とトップレベルで、3Dゲームなどのアプリもサクサク動かせます。

長期間使用しても、処理能力に不足を感じる場面はほとんどないでしょう。

OSアップデートは4世代対応、セキュリティアップデートは5年間保証されています。

AQUOS sense8

画面サイズ 約6.1インチ
CPU(SoC) Snapdragon 6 Gen 1
RAM(メモリ) 6GB
ROM(ストレージ容量) 128GB
カメラ 背面:標準5,030万画素、広角800万画素

前面:800万画素

バッテリー容量 5,000mAh
防水・防塵等級 防水:IPX5/IPX8

防塵:IP6X

OSアップデート保証期間 最大3回
セキュリティアップデート保証期間 最大5年

シャープのAQUOS sense8は、2023年秋に発売されたミドルレンジスマホです。

省電力ディスプレイIGZOと5,000mAhの大容量バッテリーの組み合わせで、あんしんの電池持ちを実現。

電池の劣化を抑える充電技術で、3年使っても電池寿命を90%以上に保ちます。

「Snapdragon 6 Gen1」搭載で処理能力は標準的ですが、普段使いには十分なレベルです。

OSアップデートは最大3回、セキュリティアップデートは最大5年間保証されています。

Sony Xperia 10 V

画面サイズ 約6.1インチ
CPU(SoC) Snapdragon 695 5G
RAM(メモリ) 6GB
ROM(ストレージ容量) 128GB
カメラ 背面:超広角800万画素、広角4,800万画素、望遠800万画素

前面:800万画素

バッテリー容量 5,000mAh
防水・防塵等級 防水:IPX5/IPX8

防塵:IP6X

OSアップデート保証期間 非公開
セキュリティアップデート保証期間 非公開

ソニーXperia 10 Vは、音楽や動画視聴などエンタメをたっぷり楽しみたい方におすすめのミドルレンジスマホです。

21:9のワイド有機ELディスプレイ、フロントステレオスピーカー、ハイレゾなど、ソニーこだわりの技術を採用しています。

大容量5,000mAhバッテリ―の搭載で1日中使ってもあんしんの電池持ち。

いたわり充電とXperia独自の充電最適化技術により、3年使い続けても劣化しにくい長寿命バッテリーを実現しています

ただし、OSアップデートとセキュリティアップデートの保証期間は公開されていません。

TORQUE G06

画面サイズ 約5.4インチ
CPU(SoC) Snapdragon 7 Gen1
RAM(メモリ) 6GB
ROM(ストレージ容量) 128GB
カメラ 背面:超広角1,600万画素、広角6,400万画素、マクロ200万画素

前面:800万画素

バッテリー容量 4,270mAh
防水・防塵等級 防水:IPX5/IPX8

防塵:IP6X

OSアップデート保証期間 非公開
セキュリティアップデート保証期間 非公開

京セラ「TORQUE(トルク) G06」は、人気のタフネススマホ最新モデルです。

TORQUEシリーズはその高い耐久性から、業務用スマホとしても広く使用されています。

TORQUE G06は高さ2mからアスファルト面への落下を想定した耐衝撃試験など、29項目の耐久試験をクリア。TORQUEシリーズ最高の耐久性を誇ります。

最近のスマホとしては珍しく、背面カバーを外してバッテリー交換が可能な点もうれしいポイント。

バッテリーが劣化した場合は、別売りの電池パックに交換できます。

長く使えるAndroidスマホ提供メーカー4選

長く使えるAndroidスマホ提供メーカー4選

メーカーでスマホを選びたい方のために、長く使えるスマホを多くラインナップしているAndroidスマホメーカー4選も紹介します。

Google

Googleの Pixelシリーズは、コストパフォーマンスが高いだけでなく、長く使えるスマホです。

その理由は、独自開発のCPU「Google Tensor」の採用による長期間のアップデート保証。

最新モデルのPixel 8/Pixel 8 Proでは、なんと最低7年間のOSアップデート、セキュリティアップデートを保証しています。

その他おもなモデルのアップデート保証期間は以下の通りです。

モデル Androidバージョンアップデートの提供保証期限 セキュリティアップデートの提供保証期限
Google Pixel 8
Google Pixel 8 Pro
2030年10月 2030年10月
Google Pixel Fold 2026年6月26日 2028年6月25日
Google Pixel 7a 2026年5月8日 2028年5月7日
Google Pixel 7
Google Pixel 7 Pro
2024年10月 2026年10月

その他モデルのアップデート期間についてはGoogle Pixel にソフトウェア アップデートが提供されるタイミング(Google Pixelヘルプ)をご覧ください。

Samsung

韓国の「Samsung」は、折りたたみ式スマホ「Galaxy Z Flip」や「Z Fold」に代表されるように、高い技術力でAndroidスマホ業界をリードするメーカーです。

Samsungは、一部のGalaxyモデルを対象に4世代のAndroid OSアップグレードと5年間のセキュリティアップデートを保証しています。

アップデート保証の対象となるモデルは以下の通りです。

シリーズ 対象機種
Galaxy Sシリーズ GalaxyS23, S23 Ultra, S22, S22 Ultra, S21 5G, S21 5G Olympic Games Edition, S21+ 5G, S21 Ultra 5G
Galaxy Zシリーズ Galaxy Z Fold4, Z Flip4, Z Fold3 5G, Z Flip3 5G
Galaxy Aシリーズ Galaxy A54 5G, A53 5G
Galaxy Tab Sシリーズ Galaxy Tab S8+, Tab S8 Ultra

※2023年10月現在の調査内容です。

SHARP

日本ブランドならではの使いやすさを求めるなら、シャープのAQUOSシリーズがおすすめ。

省エネディスプレイIGZOや、電池の劣化を抑える充電技術によるあんしんの電池持ちも魅力です。

AQUOSのR8/R8 Proとsense8では最大3回のOSアップデートと最大5回のセキュリティアップデートが保証されています。

今後、他のモデルでも長期間アップデートへの対応を期待したいところです。

OPPO

中国のOPPO(オッポ)は、高いコストパフォーマンスが魅力のスマホメーカー。

「長く使える」ことを重視してスマホを開発しており、最新のOPPO Reno10 Pro 5Gは4年長持ちの長寿命バッテリーを搭載しています。

また、人気のReno Aシリーズでは「システム劣化防止機能」を採用。

36か月使ってもシステムの劣化を5%以内に抑えてくれるため、サクサクの使用感が長持ちします。

まとめ

長く使えるAndroid機種を選ぶには、以下4つのポイントに注目しましょう。

ソフトウェアのアップデート保証期間が長い
バッテリーの持ちが良い
ハイスペックで高性能のプロセッサ(CPU)やRAMを搭載している
ハードウェアの耐久性が高く物理的に故障に強い

この記事を参考に、特に重視したいポイントはどれか?を考えて選んでみてください。

長く使える最新のおすすめAndroidスマホ5選は以下の通りです。

長く使える最新おすすめAndroidスマホ5選
・Google Pixel 8
・Galaxy S23
・AQUOS sense 8
・Xperia 10 V
・TORQUE G06
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