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【格安SIM】使用ギガ数にあった選び方!ポイントや注意点も解説

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使用ギガ数の調べ方

自分にあった格安SIMの料金プランを選ぶためには、使用しているギガ数を把握しましょう。スマホで毎月の使用ギガ数を確認する方法について紹介します。

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Andoroidoは設定から確認

Andoroidoは、スマホやタブレットの設定画面から確認できます

設定アプリを起動

[ネットワークとインターネット]

→[インターネット]

→[設定アイコン]

→データ使用量の合計が表示

→詳細情報を確認したい場合は[アプリのデータ使用量]

Galaxyでは、[ネットワークとインターネット]が[接続]と記載されています。手順と表示名は、端末によって異なることがあります。

モバイルネットワークのギガ数だけを把握したいため、Wi-Fiのデータ使用量は合計しません。

iPhoneはキャリアごとに異なる

iPhoneは、キャリアによって使用ギガ数の調べ方が異なります。大手キャリア3社の確認方法を紹介します。

dアカウントを取得

→dメニューにアクセス→[My docomo(お客様サポート)]

→[データ量]

→dアカウントかネットワーク暗証番号を入力しログイン

→3種類のデータ通信量が表示(当月分の利用済みデータ通信量、過去3日間のデータ通信量、前月のデータ通信量)

My auにログイン
→[データ利用量]

→[データ量(もしくは現在の残データ容量)]

→月間のデータ利用料合計の[詳細]

[設定]

→[モバイル通信(もしくはモバイルデータ通信)]

→[現在までの合計]

月間の使用量のほかに、直近3日間や当月分などさまざまな使用量が確認できます。

Wi-Fiの有無で使用ギガ数は異なる

自宅にWi-Fiがあるかどうかで、使用するギガ数が大きく異なります。以下の作業は大量のギガを消費しますが、Wi-Fiがあればこれらの作業はWi-Fiを使って行なえます

 

  • 高画質の動画の視聴する
  • OSをアップデートする
  • 端末のバックアップをとる
  • 大容量アプリをダウンロードする

 

自宅にWi-Fiのある方は、外出時などで使用するギガ数のプランを選ぶことで、費用が最小限に抑えられます。自宅にWi-Fiがない方の格安SIMは大容量プランも検討しましょう。

プラン3種類の特徴

格安SIMカードの料金プランと容量は大きく分けて3種類あります。各プランの特徴と代表例を紹介します。

定額プラン|使用ギガと料金は固定

定額プラン

LINEMO(引用元:LINEMO

まず1つ目は定額プランです。契約時にSIMカードの使用ギガ数を決めて、毎月固定の料金を支払います

  • 月額料金が固定されている
  • ギガを使い切っても購入してチャージ可能
  • 毎月ギガが足りない場合は容量の大きいプランに契約変更可能な場合も
  • 月内にギガを使い切ると速度が低下する
  • ギガの残量を気にしながら使わなくてはいけない

格安SIMで定額プランを提供している企業は多数あります。そのなかから代表例を4つ紹介します。いずれも音声通話がついています。

格安SIM プランの例
LINEMO 3GB(税込990円)
mineo 5GB(税込1,518円)
ahamo 20GB(税込2,970円)
ワイモバイル 3GB(税込み2,178円)

 

LINEMOはギガを消費せずにLINEのトークや通話ができます。ahamoは国内無料通話5分付きです。ワイモバイルは、家族割と光回線セット割の適用で月額990円です。

それぞれに強みがあるので、使用環境にあったものを選びましょう。

従量制プラン(段階制プラン)|使用ギガだけ料金支払う

楽天モバイル(引用元:楽天モバイル

2つ目は従量制プランです。使用したギガ数だけ料金を支払う制度です。

  • 契約時にギガ数を決めなくていい
  • 使ったギガ数だけ料金を支払う
  • 使用ギガ数に上限を設けることができる
  • 想定よりギガを使いすぎることがある
  • 上限はあるものの毎月の月額料金が固定化しにくい

格安SIMで従量制プランを提供している企業はあまり多くありません。代表例をいくつか紹介します。

格安SIM プランの例
楽天モバイル データ高速無制限(3,278円)※3GBしか使用しない場合は1,078円
日本通信SIM 合理的シンプル290プラン(1GB220円。設定した上限まで使用可能)
HISモバイル ピタップラン(100MB198円。最大ギガ数30GBは5,775円)

楽天モバイルは、アプリを使用すれば通話もできます

チャージ式プラン|事前にギガを購入しチャージ

チャージ式プラン

povo2.0(引用元:povo2.0

3つ目は、チャージ式プランです。必要に応じてギガが購入できます。チャージ式を提供している格安SIMはpovo2.0のみです。

  • 使用したいときだけチャージするのでギガを無駄にしにくい
  • チャージなしでも使用可能
  • 契約期間にしばりがない
  • チャージしたギガには使用期限がある
  • チャージしない場合の速度は60kbpsで非常に遅い

チャージ式プランを扱っているpovo2.0のプラン例を紹介します。

格安SIM プランの例
povo2.0 データ追加3GB(税込990円)※30日間

povo2.0の前からあるpovo1.0では、20GB2,480円の定額プランも提供しています。ただし新規受付は終了しています。

スマホの利用状況をチェック

「ギガが足りない」「ギガが余った」を防ぐために、動画の視聴やSNSのギガ使用量を確認しましょう。1GBでできることと、アプリ別の使用ギガ数の目安を紹介します。

1GBでできること一覧

目的別に1GBでできることを一覧で紹介します。

目的 1GBでできること 前提条件
Webサイトの閲覧 約3,490ページ 1ページごとに300KB使用
メールの送受信 約20万通 1通300文字のテキストメッセージ(5KB)
動画の視聴 約2.3時間 youtubeの標準画質480p
音楽の再生 約11.5時間 ストリーミング再生音質“中”192kbps
LINEトークの送受信 約50万回 1回2KB消費
LINE、Skype音声通話 約56時間 1時間ごとに18MB消費

1GBでも、動画や音楽が楽しめます。LINE提供の「LINEMO」は、LINEトークと音声通話でギガを消費しません

アプリ別の使用ギガ数

1時間あたりのアプリ別の消費ギガ数を一覧で紹介します。

アプリ 1時間あたりの消費ギガ数 前提条件
youtube 0.6GB 標準画質480p
Amazon Music 0.144GB 標準(1曲5分約12MB)
LINE音声通話 0.18GB 1分0.3MB消費
LINEビデオ通話 0.307GB 1分5.1MB消費

音質や画質を下げれば、消費ギガ数はさらにおさえられます。お気に入りの楽曲や動画がある場合、Wi-Fi環境下でダウンロードしておくのもおすすめです。

格安SIMのプランの選び方

格安SIMのプランの選び方とプランの代表例を紹介します。

使用ギガ数で選ぶ

使用ギガ数で選ぶ

日本通信SIM(引用元:日本通信SIM

格安SIMのプランの選び方の1つ目は、使用ギガ数で選ぶ方法です。ギガ数別の代表的なプランは下表のとおりです。

使用ギガ数 プランの例
~2GB
  • 日本通信SIM|合理的シンプル290プラン(月額290円)※1GB
  • povo2.0|データ追加1GBトッピング(1回390円)※7日間
  • IIJmio|2ギガプラン(月額850円)※音声SIM
3~9GB
  • LINEMO|ミニプラン(月額990円)※3GB+LINEトーク・音声通話使い放題
  • povo2.0|データ追加3GB(1回990円)※30日間
  • 楽天モバイル|3GB(月額1,078円)※3GBしか使わない場合
10~20GB
  • ahamo|ahamo(月額2,970円)※20GB+5分無料通話
  • LINEMO|スマホプラン(月額2,728円)※20GB+LINEスタンプ使い放題
  • mine|マイピタ20GB(月額1,925円)※音声通話付きは月額2,178円
21GB~

 

  • ワイモバイル|プランL(月額2,970円)※25GB
  • exciteモバイル|Flatプラン(月額2,970円)※25GB+音声通話
  • NURO Mobile|NEOプランW(月額3,980円)※40GB+音声通話
無制限
  • 楽天モバイル|Rakuten最強プラン(3,278円)※データ高速無制限
  • povo2.0|データ使い放題(330円)※24時間のみ

各社さまざまなプランを用意しています。自分が普段に使用しているギガ数をもとに、格安SIMは2GBまでのプランや大容量データのプランなどを選びましょう。

予算で選ぶ

予算で選ぶ

ahamo(引用元:ahamo

次に、予算で選ぶ方法です。予算別の格安SIMのプランの例を下表にまとめました。

予算 プランの例
月額1,000円未満
  • LINEMO|ミニプラン(月額990円)※3GB
  • povo2.0|データトッピング(基本料無料)
  • 日本通信SIM|合理的シンプル290プラン(月額290円)※1GB
月額2,000~3,000円
  • ahamo|ahamo(月額2,970円)※20GB+5分無料通話
  • ワイモバイル|プランL(月額2,970円)※25GB
  • exciteモバイル|Flatプラン(月額2,970円)※25GB+音声通話
月額3,001~4,000円
  • 楽天モバイル|Rakuten最強プラン(3,278円)※データ高速無制限
  • UQモバイル|コミコミプラン(3,278円)20GB+1回10分以内の通話料無料

povo2.0は基本料金が無料で、必要に応じてギガを購入してトッピングします。UQモバイルは格安SIMのなかで料金が高めであるものの、10分以内なら国内通話料が無料です。

格安SIMで25GB前後必要な場合、2,000~3,000円を目安に考えておくのも一つの方法です。

プラン選びの注意点

格安SIMのプランを選ぶ際の注意点を紹介します。

使用ギガ数超過で速度制限される

格安SIMの定額プランのなかには、毎月に定めたギガ数を超過した場合、速度制限がかかるものもあります

速度制限下での通信速度はプランによって異なりますが、最大128kbps~1Mbsのところが多いです。

目的別に通信速度の目安を紹介します。

目的 通信速度の目安(下り)
メール・LINEのメッセージ 128kbps~1Mbs
Webサイトの閲覧 1~10Mbps
SNS 1~10Mbps
動画視聴 700kbps(SD 360p)
Web会議 10~30Mbps

メールやLINEのテキストメッセージは通信速度が遅くても使えます。格安SIMのなかには高速通信を使い切る前に低速モードへ切り替えて、データ消費をおさえながら使用できるものもあります。

大容量プランは速度も確認

スマホでインターネットをする方が増えるランチタイムや夜などは回線が混みあうため、格安SIMのおすすめ大容量プランのなかには、通信速度が遅くなるものもあります。

格安SIMは大手キャリアから通信回線の一部をレンタルして通信サービスを提供しています。自社で通信網を整備する必要がないため安価な価格でサービスが提供できる一方、混みあう時間帯は大手キャリアに比べて速度が遅くなりがちです。

通信速度や安定性を重視されている方は、通信速度の評価が高いものを選ぶほうがいいでしょう。

プランや機種によってはテザリングに不向き

確認SIMのプランのなかにはテザリングに向いていないものもあります。

テザリングとは:
スマホをルータのように使い、パソコンやゲーム機でインターネットに接続する方法のこと。

大容量プランの場合は、テザリングによって格安SIMのデータ容量を使い切ってしまい通信制限にかからないよう注意しましょう。頻繁にテザリングを使用される方は、無制限プランのほうがコスパのいい場合もあります

また、古いスマホの機種のなかにはテザリングできないものもあります。無制限プランでテザリングをされたい方は、自分の機種がテザリングに対応しているか確認することをおすすめします。

使用ギガ数に合ったプランを選んで賢く節約

格安SIMのギガ数の選び方を紹介しました。格安SIMは、povo2.0のように基本料金無料で必要に応じてギガをトッピングするものや楽天モバイルのようにデータ通信無制限のもの、月額固定のものまで幅広くあります

使用料金も0~数千円とバラエティ豊かです。自分の使用環境にあったプランを選んで、賢く節約しましょう。

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