スマホ購入の際、以下のような悩みを感じることがあるかもしれません。
「スマホの種類が多すぎて、どれを選んだらいいか分からない…」
「スマホのスペック(性能)の違いが良く分からない…」
「自分に合ったスマホはどれ?」
この記事では、スマホの選び方を初心者の方にも分かりやすく4つのポイントに分けて解説しています。
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OS(iPhone/Android)で選ぶ
日本のスマホOSのシェアは、iPhone(iOS)が44.1%、Androidが51.5%でほぼ半々の人気となっています※。
iPhoneとAndroidスマホ、どちらを選ぶか迷っている…という方のために、それぞれの特徴と、どんな方におすすめかを解説します。
出典:2022年5月スマートフォンOSシェア調査(MMD研究所)
iPhoneの特徴・こんな方におすすめ
・家族や友だちがiPhoneを使っている
・MacやiPadを使っている
独自の設計による高いセキュリティ性や、カメラ性能、処理能力など総合的な性能の高さが特長です。
「Airdrop」を使ってAppleデバイス間でのデータやり取りが簡単にできるのも大きなメリット。
家族や友だちがiPhoneを使っている方や、すでにMacやiPadなどAppleの製品を使っている方は、iPhoneを選んだ方が便利に使えるでしょう。
Androidスマホの特徴・こんな方におすすめ
・個性のあるスマホ、一芸に秀でたスマホを使いたい
・SDカードが使いたい
Androidは、Googleが開発・提供しているスマホ向けのOSです。
Androidスマホの最大の特長は、iPhoneと比べて機種の選択肢が圧倒的に多いこと。
他の人とは違う個性的なスマホが使いたい、「ゲーミングスマホ」など1つの機能に特化したスマホが使いたい、という方はAndroidスマホを選びましょう。
また、できるだけ安く購入したい方にもAndroidスマホがおすすめです。
スマホメーカー・ブランドで選ぶ(Android)
Androidスマホは様々なメーカーが開発・販売しているため、選択肢が非常に豊富です。
お気に入りのメーカーやブランドを見つけると、スマホ選びが楽しくなるかもしれません。
Sony Xperia
Xperiaはソニーが開発・販売しているスマホです。
Xperiaシリーズは映画視聴やAndroidの2分割表示と相性が良い、独自の21:9比率画面を採用しています。
Dolby Atmosやソニーの立体音響技術「360Reality AUDIO」など、こだわりのサウンド機能を搭載した機種が多いのも特徴です。
Samsung Galaxy
Galaxyはスマホ世界シェアNo.1の韓国メーカー「Samsung」の展開するスマホ・タブレットなどの総合ブランド。
普及の進んでいる「折りたたみ端末」市場をリードしており、「Flip」「Fold」という2つの折りたたみスマホシリーズを販売しています。
ペンを使ってメモしたい方には、専用のスタイラスペン「Sペン」に対応したモデルがおすすめです。
Google Pixel
Google PixelはGoogleが開発しているAndroidスマホ。
高性能の専用プロセッサ「Tensor」を搭載しており、「自動文字起こし」「消しゴムマジック」など、AIを利用した独自の機能が利用できます。
また、最低5年間のソフトウェアアップデートが保証されているため、長く使い続けられるのもメリットです。
その他メーカー・ブランド
そのほかにも、Androidスマホには以下のようなメーカー・ブランドがあります。
シャープ | ブランド:「AQUOS」シリーズ 高画質と省電力を実現する「IGZO液晶」を搭載 |
FCNT(旧富士通コネクテッドテクノロジーズ) | ブランド:「arrows」シリーズ 割れにくい画面、ハンドソープで洗えるなど、日常の使いやすさを追求 |
ASUS(エイスース) | 台湾のPC・スマホメーカー。 「ZenFone」シリーズや高性能のゲーミングスマホ「ROG Phone」が有名 |
Xiaomi(シャオミ) | 「Redmi」「POCO」シリーズなどを展開する中国のスマホメーカー。コストパフォーマンスの高さが魅力 |
OPPO(オッポ) | 「Reno」シリーズなどを展開する中国のスマホメーカー。コストパフォーマンスの高さが魅力 |
通信会社で選ぶ
大手通信キャリア、格安スマホ会社など、通信会社でスマホを選ぶこともできます。
各社のスマホのラインナップや、購入方法の違いを理解しておきましょう。
大手通信キャリア4社(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)
ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルでは、最新機種を含む現在販売中のすべてのiPhoneが購入できます。
また、Androidスマホも最新のハイエンドモデルから安価なエントリーモデルまで多彩なラインナップが用意されています。
最新のiPhone、高性能のAndroidスマホが欲しい方は、大手通信キャリアで購入しましょう。
サブブランド(ワイモバイル・UQモバイル)
ワイモバイル、UQモバイルで購入できるiPhoneは、2世代前のモデルまたはiPhone SEの2種類です。
Androidスマホのラインナップは、エントリーモデル(3万円以下)など安価なモデルが中心となっています。
通信費も端末購入費用もできるだけ安く抑えたい方は、サブブランドで購入するとよいかもしれません。
オンライン専用プラン(ahamo・povo・LINEMO)
大手通信キャリアのオンライン専用プラン(povo、LINEMO)では、スマホ端末が購入できません。
通販サイトなどで端末を購入して、自分で設定をする必要があります。
ahamoでは自分で端末を用意することも、ドコモオンラインショップで購入することもできます。端末のラインナップはドコモと同じです。
格安SIM会社
一部の格安スマホ会社では、iPhoneの旧モデルが購入できます。
Androidスマホはミドルレンジモデルやエントリーモデルが中心のラインナップです。
会社によって販売しているモデルは大きく違うため、各社公式サイトを確認してみてください。
スマホの使い方に合わせたスペック(性能)や機能で選ぶ
スマホ選びの際には価格・デザインだけでなく、使い方に合わせたスペック(性能)や機能も確認しておきましょう。
写真・動画をきれいに撮りたい:カメラ性能・ストレージ容量
カメラ性能 | 画素数や搭載カメラ、撮影機能を確認。 自撮りをするならインカメラの画素数も重要 |
ストレージ容量 | データの保存容量のこと。単位:GB AndroidならSDカードであとから増やすことも可能。 |
写真や動画をよく撮るなら、カメラ性能を確認しておきましょう。
画素数だけでなく、搭載されているカメラの種類(超広角、望遠、マクロなど)や撮影モード(ポートレート、ナイトモードなど)を確認しておくのがおすすめです。
また、写真や動画をたくさん保存したいなら、最低でも128GB以上のストレージ容量がある機種がおすすめです。
動画を楽しみたい:画面サイズ、バッテリー容量
画面サイズ | 6インチ程度が標準サイズ。大型のiPhone Pro Maxは6.7インチ。小型のiPhone SEは4.7インチ。 |
バッテリー容量 | 4,500mAh程度が標準的 |
動画を楽しみたいなら、画面サイズを重視して選びましょう。
6インチ程度が標準的なサイズですが、画面が大きいほど迫力のある映像が楽しめます。
ただし、画面が大きいほどバッテリーの消費も早くなるので、できるだけバッテリー容量の大きいものや、「急速充電機能」がある機種を選ぶのがおすすめです。
サクサク動くスマホが欲しい:CPU、メモリ容量
CPU(SoC) | スマホの頭脳。Mシリーズ(iPhone)、Snapdragon、Tensor(Goole Pixel)など |
メモリ容量(ROM) | 単位:GB。大きいほど同時にたくさんの情報を処理できる |
CPUとメモリは、スマホの処理性能に大きくかかわるスペックです。
ほとんどのAndroid機種では、CPUに「Snapdragon」が採用されています。Snapdragonは基本的に1桁目の数字が大きいほど高性能です。
また、メモリ容量(ROM)が大きいほど同時にたくさんのデータを処理できるので、スマホの動作が早くなります。
※現行のiPhoneはどのモデルも高性能なので、CPUとメモリの性能を気にする必要はありません。
その他、あると便利な機能
そのほか、5G、防水防塵、おサイフケータイ機能があるかどうかも確認しておきましょう。
5G | 次世代高速通信システム「5G」が使える |
防水防塵 | IP〇〇(数字1桁目:防塵、2桁目防水)またはIP〇X(防塵)、IPX〇(防水)の記号で表記される。数字が大きいほど性能が高い。 |
おサイフケータイ | Suica、Edyなどタッチ決済機能が使える |
まとめ
スマホを選ぶ際には、以下の4つのポイントに注目してみましょう。
・Androidにするなら、スマホメーカー・ブランドを選ぶ
・通信会社(どこで購入するか)を選ぶ
・最後に、細かいスペック(性能)や機能をチェックしてみる
この記事を参考に、自分にぴったりのスマホを見つけてみてください。