スマホは比較的高額な買い物なので、できるだけ長く使いたいものですよね。
とはいえ、故障してから買い替えると、データが取り出せない…など色々と面倒なことが起きてしまいます。
「スマホって何年使えるの?」
「今のスマホ、そろそろ買い替えた方がいい?」
とお悩みの方も多いかもしれません。
この記事ではスマホのおすすめの買い替え時期・タイミング、またお得な買い替え方法について解説します。
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OSのアップデートができなくなったとき
OSのアップデートができなくなったら、スマホの買い替えを検討しましょう。
iPhoneとAndroidでは、年に1度「OSの大型アップデート」を実施しています。
OSの大型アップデートでは、最新機能の追加やセキュリティの強化が行われますが、発売から一定期間経過した機種はアップデートの対象になりません。
アップデートしなくてもスマホを使い続けることはできますが、最新機能が使えない、一部のアプリが使えなくなるなどのデメリットがあります。
また、セキュリティ上の弱点が修正されず、ウイルス感染や個人情報流出などのリスクが大きくなるため注意が必要です。
iOSのアップデートはいつまでできる?
iOSを何年間アップデートできるかについてAppleの公式発表はありませんが、これまでの傾向からだいたいの期間を予想できます。
最近のアップデート(iOS 15→16)でサポート対象外になったiPhoneは以下の通りです。
iOS(リリース) | サポート対象外になったiPhone(発売) |
iOS 16(2022年9月) | iPhone 6sシリーズ(2015年9月) iPhone 7シリーズ(2016年9月) iPhone SE1(2016年3月) |
2022年9月にリリースされたiOS 16の対象外になったのはiPhone 6sシリーズ、iPhone 7シリーズ、そしてiPhone SE(第1世代)です。
それぞれ発売されたのは2015年9月、2016年の3月と9月なので、アップデートできなくなったのは発売から6~7年経過後ということになります。
この結果から、iPhoneは発売から6~7年程度、最低でも5年間は最新のiOSにアップデートできると言えるでしょう。
Android OSのアップデートはいつまでできる?
Android OSのアップデート可能期間は、スマホメーカーや機種によって異なります。
以下は、スマホメーカー・ブランドごとのOSアップデート保証期間の一例です。
スマホメーカー・ブランド | アップデート保証期間 |
Google Pixel(6以降) | 3年間のバージョンアップデートを保証 |
Galaxy | 4世代アップグレードをサポート |
シャープ | 発売から2年間、最大2回のOSアップデートを保証 |
Google Pixelシリーズは3年間のバージョンアップデートを保証、Galaxyのスマホは4世代(4年間)のAndroid OSアップグレードをサポートしています。
現在使っているスマホのOSバージョンを知りたい場合は、「設定」→「デバイス情報」または「バージョン情報」などの項目をチェックしてみてください。
また、OSバージョンアップの情報については端末のメーカー公式サイトや、購入したキャリアの公式サイトなどで確認できます。
バッテリーの減りが早くなったとき
スマホのバッテリーの減りが早くなった…と感じたり、1日に何度も充電が必要になったりしたら、買い替えを検討するのがおすすめです。
バッテリーを交換して使い続けることもできますが、交換に10,000円程度の料金がかかってしまいます。
購入してからすでに数年が経過しているなら、OSアップデートの対応期間も残り少なくなっている場合があるため、スマホ自体を買い替えた方がよいかもしれません。
iPhoneのバッテリー状態を確認する方法
iPhoneのバッテリー状態を知りたい場合は、「設定」→「バッテリー」をチェックしてみましょう。
「バッテリーの状態と充電」の項目で、新品時と比較したバッテリー容量が%表示で確認できます。
ここに「お使いのバッテリーは著しく劣化しています…」というメッセージが表示されている場合は、バッテリー交換または買い替えを検討することをおすすめします。
Androidスマホのバッテリー状態を確認する方法
Androidスマホのバッテリー状態を確認するには、「設定」→「バッテリー」の項目をチェックしてください。
バッテリーの状態が%表示や「良好」などの指数で表示されています。
バッテリー容量が新品時の7~8割を下回っている場合や、「劣化しています」などの表示がある場合は、バッテリー交換または買い替えを検討しましょう。
「端末購入プログラム」の機種返却タイミング
大手通信キャリアなどが提供する「端末購入プログラム」とは、端末を安く購入するための分割購入プログラムです。
スマホを「残価設定型」の分割払いで購入し、一定期間後に返却することで大幅な割引が受けられます。
通常の半額程度の価格で最新のスマホが使えるため、常に最新・高性能のスマホを使いたいという方におすすめの購入方法です。
今使っているスマホを「端末購入プログラム」で購入したなら、一番お得になる機種の返却(買い替え)タイミングがあります。
各社とも購入の仕組みはほとんど同じですが、返却タイミングや条件に少し違いがあるのでチェックしておきましょう。
ドコモ「いつでもカエドキプログラム」で購入した場合
ドコモの「いつでもカエドキプログラム」でスマホを購入した方のおすすめ買い替えタイミングは、購入から23ヵ月目です。
いつでもカエドキプログラムでは、対象の端末を残価設定型の24回払いで購入し、23ヵ月目に機種を返却すると24回目(残価)の支払いが不要になります。
現在の契約月数を確認したい方はmy docomoをご覧ください。
au「スマホトクするプログラム」で購入した場合
auの「スマホトクするプログラム」でスマホを購入した方のおすすめ買い替えタイミングは、購入から25ヵ月目です。
スマホトクするプログラムでは、対象の端末を24回払いで購入し、25ヵ月目に機種を返却すると24回目(残価)の支払いが不要になります。
現在の契約月数を確認したい方はMy auをご覧ください。
ソフトバンク「新トクするサポート」で購入した場合
ソフトバンクの「新トクするサポート」でスマホを購入した方のおすすめ買い替えタイミングは、購入から25ヵ月目です。
新トクするサポートでは、対象の端末を48回払いで購入し、25ヵ月目以降に機種を返却すると残りの支払いが不要になります。
現在の契約月数を確認したい方はMy Softbankをご覧ください。
楽天モバイル「iPhoneアップグレードプログラム」で購入した場合
楽天モバイルの「iPhoneアップグレードプログラム」でiPhoneを購入した方のおすすめ買い替えタイミングは、購入から25ヵ月目です。
iPhoneアップグレードプログラムでは、対象のiPhoneを48回払いで購入し、25ヵ月目以降に機種を返却すると残りの支払いが不要になります。
現在の契約月数を確認したい方はMy 楽天モバイルをご覧ください。
スマホの料金プランを見直したいとき
「通信料金が高いのでスマホの料金プランを見直したい」と感じた時も、スマホ買い替えの良いタイミングです。
プラン変更だけすることもできますが、各社が提供している「乗り換えキャンペーン」を利用すれば、お得にスマホを買い替えられるかもしれません。
乗り換えキャンペーンを利用すればお得に買い替えできる!
スマホの料金プランを見直したいときは、大手通信キャリア・格安SIM各社の「乗り換えキャンペーン」もチェックしてみましょう。
他社からMNPで乗り換える方限定で、端末購入代金の大幅な割引が受けられることがあります。
たとえば楽天モバイルでは、「楽天回線を初めて申し込み+対象機種の購入」で大幅な楽天ポイント還元が受けられるキャンペーンを開催しています。
購入する端末によっては「実質1円」などの価格で購入できることもあるので、公式サイトをチェックしてみてください。
今使っている端末の分割払いが終わっているかチェックしよう
スマホを買い替える前に、「今使っている端末の分割払いが終わっているか」を忘れずにチェックしておきましょう。
分割払いが終わっていないのにスマホを買い替えると、端末代金を2重に支払う必要があるので注意してください。
端末の分割払いの状況は、各社のマイページで確認できます。
まとめ
おすすめのスマホ買い替えタイミングは以下の通りです。
・バッテリーの減りが早くなったとき
・「端末購入プログラム」の機種返却タイミング
・スマホの料金プランを見直したいとき
今のスマホを端末購入プログラムで購入した場合は、お得な返却タイミングを逃さないようにMyページで契約期間をチェックしておきましょう。
現在スマホの買い替えを考えているなら、大手通信キャリア・格安SIM各社の「乗り換えキャンペーン」をチェックしてみてください。