節約の話をする時に必ずと言っていいほど話題に上がる格安SIM
docomo(以下ドコモ)は高いと思われがちではありますが、実はドコモのエコノミーMVNOという名称でoncモバイルoneを始めとする格安SIMを取り扱っています。
そこで今回は、ドコモのエコノミーMVNOに新しく仲間入りしたTOKAIコミュニケーションのLIBMO(リブモ)について紹介していきたいと思います。
また、格安SIM初心者の方に向けてMVNOとは、SIMのみ契約とはも併せて解説していきます。
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そもそもMVNOとは??
日本語で言うと貸す移動体通信業者の略になります。
難しいですよね。しかし、これはあくまで言葉なので深く考えず
設備投資を行わない代わりに安くサービス提供を出来る会社
くらいに考えておきましょう。
また、よく言われる格安SIMですがほとんどの会社はこのMVNOの形態でサービス提供しているため
MVNO=格安SIMのことと覚えてもらっても問題ないと思います。
安いとやっぱりサービスは悪いの??
価格が安い事に起因するサービス品質や電波の良し悪し、アフターサポートの薄さを気にする人も多いと思います。
これに関して言えば、正直YESでもありNOでもあります。
低価格でサービスを提供するにあたり、「対人の拠点を設けずネットのみでのサポート」「インターネットの速度を抑えている」等はよく見かけます。
ただし、これに関してはサービスが悪いというよりもその会社のサービスの特色なので、納得して利用している人も多いと思います。
どうしても、実店舗があって困った時にすぐ相談に行きたいという人はドコモやau、SoftBank、楽天モバイルといった店舗を構えている会社を利用しましょう。
ドコモのエコノミーMVNOとは
では、ドコモのエコノミーMVNOとは何なのでしょうか。
ドコモはドコモショップがありますし、格安SIMの会社でもないので不思議に思いますよね?
これは、シンプルに
申し込んだ後のプランの変更等は各会社のサポートページからのみにはなりますが
・申し込むときにドコモショップでサポートして貰える
・ドコモのスマホをそのまま使える
・使い方相談や修理対応もドコモショップで受け付けてくれるといったメリットも多くあり、もちろん価格も他の格安SIMと同価格帯のため
・毎月のスマホ代を少しでも安くしたい
・スマホには詳しくないからアフターサポートはしっかり受けたい
2023年1月現在では、この後紹介するLIBMO(リブモ)に加えてOCNやTONE mobileの計3社から選ぶことが出来るのも嬉しいポイントです。
iPhoneにも、もちろん対応
格安SIMのHPを見ていると人気スマホのiPhoneを取り扱っていない事も多くあります。
そうなると「アンドロイドしか使えない?」「毎月の利用料が安くなっても結局スマホを買わないとダメ?」「iPhoneは使えないの?」といった疑問が出てくると思います。
これに関して言えば、「大体の場合は大丈夫」です。
後述しますが、最近のスマホの契約は機種を買わなくてもSIMのみ契約といって、契約している会社だけを変えることが簡単にできる仕組みになっています。
最近スマホの契約を行っていない人には少し耳慣れない言葉ではありますが、ここ数年流行っている契約形態でプラン変更くらい簡単に行うことが出来ます。
また、今使っているスマホをそのまま使うためデータ移行も不要です。
そして、ここからは格安SIMの会社にもよりますがLIBMO(リブモ)では公式にiPhone対応も謳っているのです。
対象機種はiPhone6S以降なら対応しているので、今使っているiPhoneに不満がないのであればそのまま使うと節約につながります。
もちろん、ドコモショップで新しいiPhoneを購入するのも可能ですが、筆者のおすすめとしてはiPhoneを買う場合はApple Storeで購入するのがお勧めです。
詳しくは別の記事で解説していますので是非ご覧ください。
現在Androidを使っている人もLIBMO(リブモ)の公式HPに対応機種が掲載されている為契約を検討している人は是非一度ご覧になってください。
外部リンク:LIBMOが使える端末一覧
SIMのみ契約とは
上記で述べたSIMのみ契約について簡単に解説していきます。
皆さんのお手元のスマートフォンには必ずSIMカードという物が入っているのはご存じでしょうか??
手の小指の爪のサイズくらいな小さなチップみたいなものですが、普段はなかなか目にしないと思います。
しかし、スマートフォンを購入し初期設定を行うときに目にしているはずです。ではこのSIMカードはなんなのかというと
電話番号等の契約情報が書き込まれているICチップ
と思ってください。電話帳等ではなく契約している電話番号自体が書き込まれています。
例えば
BというスマートフォンにこのSIMカードを刺すと090-xxxx-ooooの電話番号になる
番号そのまま他社へ乗り換え(MNP)
MNPに関しては、街中でもよく見かける言葉では無いでしょうか?
これは、例えばドコモからauに会社を変えた場合でも同じ電話番号が使える仕組みの事です。
数年前まではMNPをするためには「辞める会社に解約金を払う」「辞める会社にMNPをする手数料を払う」「新しい会社に手数料を払う」「スマートフォンを買いなおす」
とハードルが少し高く感じましたが、現在は
「新しい会社に手数料を払う」
のみで行えるためハードルがぐっと下がりました。
1点デメリットとしては、各通信会社の提供するメールアドレスは使えないor別途月額がかかる点です。
しかし、@gmailや@icloudのメールはもちろんそのまま利用可能ですのでご安心ください。
また、スマートフォンによっては購入した通信会社のSIMしか認識しないようロックされている場合もあるので、その場合はSIMロック解除を行います。
店舗に持ち込んでもやって貰えますが有料の場合が多く、ご自身でサポートページから行うと無料で出来る事が多いので可能な方はご自身で行うのをお勧めします。
分かりやすく例えると
MNPで格安SIMの契約を行う→090-xxxx-ooooという格安SIMのSIMカードが出来る
それをスマートフォンAに刺す
今使っている通信会社からMNP予約番号を貰う。
格安SIM会社と契約を行う。
今使っているスマートフォンのSIMカードを刺しかえる
LIBMO(リブモ)とは
では本題のLIBMO(リブモ)のお得さについてみて行きましょう。
LIBMO(リブモ)の初期費用
まずは、初期費用に関してですが、MNPとはでお伝えしたように契約している通信会社やプランにもよりますが
かかる費用としては、スマートフォンをそのまま使う場合には
「新しい会社に手数料を払う」つまりLIBMO(リブモ)の初期費用のみの事が多いです。
そして、その費用は
・事務手数料3,300円
・SIM発行手数料433円
の2つです。
LIBMO(リブモ)側の初期費用はこれしかかかりません。
MNPを行う場合にはどちらにせよ、今の通信会社に連絡する必要(MNP予約番号の発行・SIMロックの確認)が必要なためまずは問い合わせてから考えるのが良いと思います。
ちなみに、仮にMNP予約番号を発行したとしても、実際に乗り換えを行わない限りは何もデメリットは発生しないので気軽に行って大丈夫です。
実際にお店に行かなくても電話やwebで簡単に行えます。
LIBMO(リブモ)の価格
LIBMO(リブモ)のプランに関しては大きく分けて
・インターネットやアプリがメインの方向けのなっとくプラン
・通話がメインの方向けのゴーゴープラン
の2つがあります。
それぞれのプランの概要は下記のようになっています。
インターネットやアプリがメインの方向けプラン
月間データ容量(翌月繰越可能) | インターネット+電話基本料+SMS基本料(税込) |
3GB | 980円 |
8GB | 1,518円 |
20GB | 1,991円 |
30GB | 2,728円 |
インターネットに加え通話も沢山する方にはオプションで
・5分かけ放題 550円/月
・10分かけ放題 770円/月
・かけ放題マックス 1,430円/月
※かけ放題マックスは回数無制限で国内通話が無料ですが1回の通話は120分までとなっていてそれを超えると自動で切断されます。
もおすすめです。
通話がメインの方向けプラン
通話プラン | インターネット500MB+通話プラン+SMS基本料(税込) |
5分かけ放題 | 1,100円 |
10分かけ放題 | 1,320円 |
かけ放題マックス | 1,980円 |
※かけ放題マックスは回数無制限で国内通話が無料ですが1回の通話は120分までとなっていてそれを超えると自動で切断されます。
ちなみに、両プラン共通で
・国内通話料は22円/30秒
・SMS国内送信3.3円~
・追加データ料は330円/1GB
となっています。
詳しくは、LIBMO(リブモ)公式HPの料金プラン一覧をご覧ください。
格安SIMは会社も多く実店舗も少ない為選ぶのが難しいですが、自身の使い方に最適なプランを選べばかなり安くなりますので
是非検討してみてはいかがでしょうか?
また、今回はドコモのMVNOとして紹介していますが、あくまで全国のドコモショップで申し込めるというだけで
LIBMO(リブモ)自体はインターネット上からも申込が可能です。
格安SIMに限らず自身のスマートフォンの使い方に最適な会社・プラン選びは節約、倹約への一歩です。
変化の激しい業界ですのでどんどん新しいサービスが出てくるので定期的に見直しましょう!!