【R2 事業再構築】
スマホの格安SIMでは、多くの場合支払い方法がクレジットカードに限定されています。
格安SIMに乗り換えたいけどクレジットカードが作れない、クレジットカードを持っていない…とお困りの方も多いかもしれません。
この記事では、「口座振替」などクレジットカード以外の支払い方法が選択できるおすすめのスマホ格安SIM5選を紹介します。
あわせて、スマホ格安SIMの選び方や注意点も紹介しますので、参考にしてみてください。
【この記事の一部はPRリンクを含んでいます。】
クレジットカード無しでもスマホ格安SIMは契約できる!その他3つの支払い方法
スマホの格安SIMの支払い方法はクレジットカードが一般的ですが、その他の支払い方法を用意している会社もあります。
クレジットカードがない場合、おもに以下3つの支払い方法が選択できます。
口座振替
一部の格安SIMサービスでは、大手通信キャリアと同じように口座振替(指定した銀行口座からの引き落とし)が利用できます。
ただし、口座振替での支払いには手数料がかかることがあるので申込時に確認しておきましょう。
デビットカード
デビットカードとは、支払いと同時に銀行口座から料金が引き落とされるカードのことです。
基本的に入会審査がなく、年齢などの申込み条件を満たしていればだれでも発行できます。
利用金額に応じてポイントがつくデビットカードでスマホの料金を支払えば、口座振替よりもお得です。
ポイント・電子決済サービス
「楽天ポイント」や「dポイント」などのポイントを料金の支払いにあてられる格安SIMもあります。
ただし、ポイント支払いをメインの支払い方法にすることはできません。
また、LINEMOとワイモバイルはPayPay残高での支払いにも対応しています。
クレジットカードなしで契約できるおすすめ格安SIM5選
では、クレジットカード無しで契約できる格安SIM5選とおすすめのポイントをみていきましょう。
楽天モバイル
料金プラン | 月額料金 |
3GBまで | 1,078円 |
3~20GBまで | 2,178円 |
20GB~無制限 | 3,278円 |
※価格は税込です。
楽天モバイルの「楽天最強プラン」は、毎月のデータ利用料に応じて料金が決まるプランです。
3GBまで/20GBまで/無制限の3段階で料金が設定されているため、データをあまり使わない人も、たくさん使う人にもおすすめです。
とくに、データ無制限で月額3,278円(税込)はドコモ、au、ソフトバンクの使い放題プランと比較して圧倒的な低価格。
お得な料金でデータをたくさん使いたいなら、楽天モバイルを選びましょう。
楽天モバイルの支払い方法
・口座振替(手数料あり)
・デビットカード
・代金引換(製品の代金のみ)
・楽天ポイント利用(クレジットカード・デビットカード支払い時のみ)
楽天モバイルでは、クレジットカード払いに加えて口座振替、デビットカード、楽天ポイント支払いが利用できます。
口座振替を選択する場合、毎月の引き落とし時に手数料110円(税込)がかかるため注意してください。
また、口座振替では製品代金(スマホ端末など)の支払いはできないので、この場合は代金引換を利用しましょう。
楽天ポイントでも支払いができますが、楽天ポイントで支払いをするにはメインの支払い方法をクレジットカード/デビットカードに設定する必要があります。
楽天モバイルの支払い方法について詳しくはこちら:お支払い方法(楽天モバイル公式)
ahamo
料金プラン | 月額料金 |
20GB | 2,970円 |
100GB(ahamo大盛り) | 4,950円 |
※価格は税込です。
ドコモがオンライン専用プランとして提供する「ahamo」では、ドコモと同じ高品質な通信を格安料金で利用できます。
料金プランはシンプルに1つだけ。データ20GBに「5分かけ放題」がついて月額2,970円(税込)です。
もっとたくさんデータを使いたい場合は、80GBの大盛りオプションを月額1,980円(税込)で追加できます。
ドコモショップで申込みや手続きのサポートを受けることもできますが、1回につき3,300円(税込)かかるため注意してください。
ahamoの支払い方法
・口座振替
・dポイント
ahamoでは、クレジットカードと口座振替が利用できます。またdポイントを支払いに充てることも可能です。
詳しくは毎月の利用料金の支払い方法を教えてください/毎月の利用料金にdポイントを使えますか?(ahamo公式)をご覧ください。
LINEMO
料金プラン | 月額料金 |
ミニプラン(3GB) | 990円 |
スマホプラン(20GB) | 2,728円 |
※価格は税込です。
LINEMOはソフトバンクのオンライン専用プランで、ミニプラン(3GB)とスマホプラン(20GB)の2種類のプランを選択できます。
特徴はLINEアプリのデータ消費がゼロになる「LINEギガフリー」。
LINEのトーク/音声通話/ビデオ通話などを使ってもデータを消費しないので、LINEをよく使う方にとくにおすすめです。
注意点として、LINEMOではスマホ端末を購入できません。申込みや機種変更の際には自分で端末を用意する必要があります。
ソフトバンク店舗でのサポートも受けられないので注意してください。
LINEMOの支払い方法
・口座振替
・PayPay残高
LINEMOでは、クレジットカード払い/口座振替/PayPay残高での支払いが選択できます。
PayPay残高で支払うには、LINEMOの回線とPayPayアプリの連携設定が必要です。
詳しくは[My Menu]携帯電話料金の支払いに「PayPayの残高」を使う方法を教えてください。(LINEMO公式)をご覧ください。
ワイモバイル(Y!mobile)
料金プラン | 月額料金 (各種割引適用) |
月額基本料金 |
シンプル2 S(4GB) | 1,078円 | 2,365円 |
シンプル2 M(20GB) | 2,178円 | 4,015円 |
シンプル2 L(30GB) | 3,278円 | 5,115円 |
※シンプル2 S/M/Lは2023年10月登場の新プランです。
※価格は税込です。
ワイモバイルはソフトバンクがサブブランドとして提供している格安SIMサービスです。
店舗での対面サポートや、ソフトバンクと同じ高速・高品質のネットワークなど、格安でもソフトバンクと同じレベルのサービスを利用できるのが魅力。
2023年10月登場の新プラン「シンプル2 S/M/L」は、従来の「シンプル S/M/L」プランより使えるデータが増えてお得になっています。
「シンプル2 S」プラン(4GB)の場合、月額基本料金は2,365円(税込)ですが、おうち割 光セット(A)とPayPayカード割の適用で月額1,078円(税込)となります。
ワイモバイルの支払い方法
・口座振替
・PayPay残高
ワイモバイルでは、クレジットカード払い/口座振替/PayPay残高での支払いが選択できます。
PayPay残高で支払うには、ワイモバイルの回線とPayPayアプリの連携設定が必要です。
詳しくはワイモバイルの通信・通話料金をPayPay残高で支払う(ワイモバイル公式)をご覧ください。
UQモバイル
料金プラン | 月額料金 (各種割引適用) |
月額基本料金 |
トクトクプラン(15GB) | 1GBまで:990円 15GBまで:2,178円 |
3,465円 |
コミコミプラン(20GB) | 3,278円 | 3,278円 |
ミニミニプラン(4GB) | 1,078円 | 2,365円 |
※価格は税込です。
UQモバイルは、auがサブブランドとして提供している格安SIMサービス。
店舗での対面サポートや、auと同じ高速・高品質のネットワークなど、au品質のサービスを格安で利用できるのがメリットです。
UQモバイルでは、使い方に合わせてトクトクプラン、コミコミプラン、ミニミニプランの3つからプランを選択できます。
「auひかり」「auでんき」など、自宅セット割の対象サービスを利用しているなら、トクトクプラン(15GB)かミニミニプラン(4GB)がおすすめ。
かけ放題も使いたい方は、10分かけ放題とデータ20GBがセットになったコミコミプランを選択しましょう。
UQモバイルの支払い方法
・口座振替
UQモバイルでは、クレジットカードと口座振替が利用できます。
UQモバイルの支払い方法について詳しくは毎月のUQ mobile料金の支払い方法は選べますか?(UQモバイル公式)をご覧ください。
ここに注目!クレジットカード無しで契約できる格安SIMの選び方
自分にぴったりのスマホ格安SIMを選ぶために、支払い方法以外にも以下の点に注目するのがおすすめです。
通信速度
通信速度が速い方がインターネットやアプリの動作が速くなり、スマホを快適に使えます。
一部の格安SIMは平日お昼(12~13時ころ)や平日の夕方~夜にかけてなど、通信の混雑する時間帯に速度が遅くなることがあるため注意が必要です。
みんそく(みんなのネット回線速度)では、通信会社ごとに時間帯別の通信速度をチェックできます。
申し込み前に通信速度をチェックしておくとよいでしょう。
この記事で紹介している楽天モバイル、ahamo、LINEMO、ワイモバイル、UQモバイルの通信速度は基本的にどの時間帯も高速です。
自分が1ヵ月に使うデータ量と月額料金
できるだけお得なプランを選択するために、自分が1ヵ月に使うデータ量を把握しておきましょう。
自分が1ヵ月に使うデータ量は、各社のマイページで確認できます。
そのうえで、自分に最適なデータ量が使えるプランの中から、月額料金の一番安いプランを選ぶのがおすすめです。
また、プラン表に「基本料金」「割引適用」などの表示がある場合は、必ず割引を受けるための条件を確認するようにしてください。
割引の条件を満たしていない場合は「基本料金」が適用されるため、別のプランにした方がお得になる場合があります。
ポイント・キャンペーン
月額料金があまり変わらない場合は、利用料金に応じて貯まるポイント、または料金の支払いに使えるポイントにも注目してみましょう。
普段よく使うポイントが貯まる格安SIM会社を選べば、よりお得に利用できます。
この記事で紹介している通信会社で貯まるポイントと使えるポイントをまとめてみました。
通信会社 | 貯まるポイント | 使えるポイント |
楽天モバイル | 楽天ポイント | 楽天ポイント |
ahamo | dポイント | dポイント |
LINEMO | なし | ソフトバンクポイント PayPay残高 |
ワイモバイル | なし | ソフトバンクポイント PayPay残高 |
UQモバイル | なし | なし |
また、申込み時のキャンペーンにも注目です。
「新規申込みやMNP転入でポイント還元」などのキャンペーン中に申込みすれば、大量のポイントを受け取れることもあります。
キャンペーン内容は会社や時期によって異なりますので、各社のキャンペーンページを確認してみてください。
クレジットカード無しで格安SIMを契約する時の注意点
クレジットカードなしで格安SIMを契約する際は、以下の点に注意してください。
手数料がかかる場合がある
支払い方法を口座振替にすると、毎月手数料がかかる場合があります。
たとえば、楽天モバイルでは口座振替手数料として毎月110円(税込)がかかります。
クレジットカードやデビットカードを持っているなら、できるだけカードで支払った方がお得です。
また、製品の購入代を「代金引換」で支払う際にも手数料がかかる場合があるので事前に確認しておきましょう。
口座振替では端末代の支払いができない場合がある
月額料金は口座振替で支払いできても、スマホ端末の購入代金は口座振替での支払いができない場合があります。
たとえば楽天モバイルでスマホ端末などの製品を購入した場合、支払い方法として選択できるのはクレジット/デビットカード(ポイント併用可)または代金引換だけです。
クレジットカードを持っていない場合は、商品の受け取り時に代金を支払う「代金引換」を利用しましょう。
ただし、楽天モバイルでは代金引換の際にも手数料がかかります。
詳しくは代金引換(代引き)でのお支払い方法(楽天モバイル公式)をご覧ください。
申し込みできるプランが限られる場合がある
格安SIM会社によっては、口座振替での支払いを選択すると申し込みできるプランが限られる場合があります。
たとえばBIGLOBEモバイルでは口座振替での支払いも選択できますが、口座振替で申込みできるのは「データ通信専用SIM」だけです。
その他のプランを申込む場合は、クレジットカード払いを選択する必要があります。
口座振替の利用は条件付きの場合がある
特定の条件を満たした場合のみ、口座振替が利用できる会社もあります。
たとえばJ:COMモバイルで口座振替が利用できるのは、すでにJ:COMを口座振替で利用している人に限られます。
また、mineoは基本的にクレジットカード払いのみですが、「eo光ネット」を口座振替で利用している人は口座振替で申し込みできます。
スマホをクレジットカード無しで契約する時によくある質問
スマホをクレジットカードなしで契約する場合に気になる点や、よくある質問に回答します。
請求書払い(コンビニ払いなど)は利用できる?
請求書払いに対応している格安SIMはありません。
バーコード付きの請求書を使ってコンビニなどで料金を支払う方法のこと。公共料金の支払いなどでよく利用されています。
審査なしでスマホを契約できる会社はある?
基本的に、スマホを契約する場合は必ず所定の審査があります。
他社でスマホ料金の不払いなどのトラブルがありまだ解決していない場合は、他の会社でも契約はできないと考えておきましょう。
どうしてもスマホが必要な場合は、プリペイド携帯を利用する、または「誰でもスマホ」などの審査なしでスマホが持てるサービスを利用するなどの方法があります。
未成年でも契約できる?
親権者の同意があれば、未成年でもスマホを契約できます。
申し込みの際には保護者の同意書や本人確認書類が必要です。
未成年の名義で申し込む際の支払い方法は会社によって異なりますので、詳しくは各社の公式サイトを確認してください。
まとめ
クレジットカードがなくても、「口座振替」で申込みできるおすすめの格安SIM5選は以下の通りです。
・ahamo
・LINEMO
・ワイモバイル
・UQモバイル
ただし、口座振替払いを選択すると毎月手数料がかかる場合があるので事前に確認しておきましょう。
格安SIMを選ぶときには、支払い方法以外にも、通信速度や貯まる/使えるポイント、キャンペーンにも注目するのがおすすめです。
また、自分が1ヵ月に使うデータ量を把握しておけば、自分にぴったりの料金プランを選ぶのに役立ちます。